INTERVIEW

01 02 03

窪田 真太郎

Chief Marketing Officer (CMO)

俯瞰した戦略立案をしたくて ゲーム業界のマーケターに

INTRODUCTION
約6年間勤めたインターネット系の広告代理店を経て、2016年4月にアカツキに入社した窪田真太郎さん。デジタル広告のスペシャリストとしての順風満帆なキャリアの中、自身の仕事について抱いたふとした疑問が、異業種へのチャレンジを決意させたという。

俯瞰した戦略立案をしてみたい。
その思いが転職を決意させる。

現在はマーケティングギルドでGM(ゼネラルマネージャー)を務められているとお聞きしましたが、「ギルド」って変わったネーミングですよね。

アカツキの文化として、いわゆる「部署」のことを「ギルド」っていう単位で呼んでるんです。なので、他の会社で言えば「マーケティング部」ですね。

なるほど。窪田さんは今年で入社4年目とのことですが、前職は何をされていたんですか?

インターネット系の広告代理店に約6年間在籍していて、スマートフォンの広告枠の買い付けを専任しながら、アプリ顧客を中心に、デジタルプロモーションのコンサルタントをしていました。

転職しようと決意したきっかけはなんだったんですか?

満足のいくキャリアを歩んではいたのですが、当時担当していたあるクライアントのデータを細かくまとめていた時に浮かんだ、ふとした疑問がきっかけでした。多額の予算をいただき、大きなインパクトがあると信じて自分の仕事に取り組んでいたのですが、フタを開けてみたら広告経由で獲得した顧客の売上げは、全体からみると10%くらいしかないことに気付いてしまったんです。そのことに違和感を覚えたのが大きなきっかけとなりましたね。その後、もっと俯瞰した戦略立案をしてみたいと思いマーケティング職への転職を考え始めた時に、当時取引先として付き合いのあった香田(アカツキ共同創業者、20年6月よりアカツキ代表取締役CEO)にタイミングよく誘ってもらったんです。他の会社からもいくつかオファーをいただいていたのですが、ほとんどはデジタル広告に特化した業務だったの対して、アカツキはテレビCMからファンマーケティングの領域まで、幅広くやらせてくれるポジションだったので、そこに惹かれて入社を決意しました。

入社前のアカツキにはどんな印象を持っていましたか?

僕が知った頃のアカツキはちょうどゲーム事業部以外の新規事業を立ち上げるタイミングでしたが、まだまだ若くてチャレンジングで、みんなどこか柔らかくて「人が良いな」という印象を持っていました。

入社して、はじめはどういったプロジェクトに参加されたんですか?

はじめに担当したタイトルは、オリジナルRPGタイトルで、ちょうど3周年の盛り上がりに向かっていた頃でしたね。

仕事に携わる中で、入社前にアカツキに持っていた印象は変わりましたか?

あまり変わらなかったですね。2016年時点で業務委託の方含め400人くらい働いていたとは言え、まだ創業6年目くらいで、思っていた以上にベンチャーらしさもありましたが、それでもみんなの人柄の良さは入社前の印象通りでしたね。

職能の違いを感じさせず、
お互いをプロとして認め合う。

窪田さんが感じた社員みんなの「人柄の良さ」は実際マーケターとしての仕事にもプラスになるものでしたか?

そうですね。ゲーム業界では、マーケターは開発ディレクターやプロデューサーの宣伝領域における「ご用聞き」みたいなポジションになる、と言われることがあるんですが、アカツキではそんなことはまったくありませんでした。入社してからこれまでいくつかのタイトルを担当してきましたが、どのチームもみんな職能の違いを感じさせず、お互いをプロとして認め合いながら真剣に耳を傾けて議論してくれるフラットな関係でしたね。またマーケティングと言えば、やれLTV(顧客生涯価値)だCPI(1DLあたりの獲得単価)だと言ってロジカルに生産性を上げていくイメージが強かったんですけど、アカツキは「なぜこれをやるのか」といった「Why」を重要視してくれました。初めてで予測を立てにくい施策だとしても、「これはやるべき」と合意が取れれば比較的チャレンジさせてくれる環境があったことは恵まれていましたね。しっかりと厳しく利益を見ながらも、合理と非合理(前提を疑い、水平方向に発想を広げる思考法)をバランスよく大事にできることこそアカツキの企業文化だと思っています。

そうしたチャレンジできる環境に、逆にプレッシャーを感じることもありますか?

プレッシャーというわけではないですけど、みんな「優しさ」の中に「厳しさ」も持っているというか、自分にも他人にも厳しく、成長意欲の高い人が多いと思います。特に開発ディレクターやプロデューサーの方々の成長意欲の高さは危機感を感じるくらいに刺激的ですね。

「危機感を感じるくらいに刺激的」というのはその反面、緊張感もある環境だと思うのですが、その中で窪田さんなりの息抜き方法というか、リラックスできる趣味だったり、ストレスの解消方法はあるんですか?

あんまりストレスを感じない体質だったりするので、特段意識はしていないですね(笑)。趣味と言えばひたすら「調べ物」をすることくらいですかね……。本を読むとか、ある漫画作品の伏線を調べまくるとか、プロ野球のことを深堀りするとか、観終わった映画のレビューを10本くらい読んだりとか。